Party Box
- 投稿者
- chio
- 構築名
- 55カビ＋ガラエアムウマ＋岩地面格闘炎追加対策２枚
- ルール
- 2000
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このパーティ自体が強いと言うより、ベースとして優秀なパーティです。
このパーティを軸に色々なパーツを組み替えることで、ある程度の汎用性を保ちつつ色々なメタに対応しやすくなります。
情報を隠し続けるのもアレなので、ベースだけ公開します。
【個別解説】
・カビゴン
攻守の要となるポケモン。
対策コスト面から鈍いはコスパ良いので外すべきではない。55カビゴンミラーを強化することでカビゴン対策をガチガチに固める必要がなり、速攻対策の要にもなる（リフサポから55カビで鈍いを積むだけで対策できる速攻パーティも少なくはない）。
捨て身鈍い眠る残飯であれば、50エアームド、55ポリゴン２、ミルタンクもサイクルの中で突破ワンチャンあるので、全抜きにかなり近い決定力もある。
・ガラガラ
カビゴンに全抜きに近い決定力があると言っても、ガラガラは入れた方が良い。
カビゴンがムウマで１対１交換を狙われる時にガラガラを出すことで対策になり、ムウマ以外にも闇系やまるころ系などに対する汎用的な対策になる。対炎や対電気等で釘付けの一環として使えることもある。
サブ技としてめざ虫やめざ飛を優先する手もあるが、50ガラガラの場合は剣からの岩雪崩で50エアームドを倒すのが面倒なので、よほどのことがなければ文字を推奨。
50エアームド対策を優先するなら文字寝言型にする手もあるが、剣はムウマやサンダース等に圧力をかけたり55ミルタンクに受けられないようにしたりするために使うことができ、岩雪崩は50ドリ口サンダーのようなポケモンをメタる時に使えるので、特に理由がないならセミフル剣で運用した方が汎用性は高くなる。宿木めざ氷バナやリフスターミー、鈍い飛ばしエア、電磁砲ムウマもいるので、このパーティはそこまで50エアームドに弱くない。
・エアームド
速攻パーティに対する毒守る残飯でもない限り、エアームドが毒を持っても結局ぬるいので、鈍い飛ばしでしっかりカビゴンを受けられるようにした方が良いことが多いと考えている。地震鈍いカビ対策になり得る貴重な枠を毒エアに割きたくないというのが本音。
鈍い飛ばしはそれ自体が決定力になることがある。仮にエアームド受けを入れられていたとしても、そのエアームド受けを捨てさせるという選択肢を与えないようにすることができる。
（例：カビゴンの起点にされかねないライコウを捨てて、鈍い寝言カビゴンを１体残しする）
鈍い毒は個人的には非推奨。対カビは（どちら側視点から見ても）かなり際どいし、ガラのようなポケモンを飛ばすという選択肢が無くなることで困る可能性もある。
・ムウマ
特殊カビゴンにはこちらで対応する。カビガラなので電磁砲の麻痺ゲーを活かしやすい。
他には、パルシェン対策や格闘流しにもなり得る。バンギラス流しすら、ムウマ単独で意外と頑張れることがある。
なお、ガラガラが既にいるので対策過剰感はあるが、闇系やまるころ系の対策、相手のムウマ対策等にもなり得る。
・スターミー
岩地面格闘炎追加対策枠の一枚。
カビゴンの横につける上で汎用的に使えるポケモン。まじんじまの対策くんでカビゴンとスターミーを入力するだけで驚くほど穴が少なくなったりもする。
テンプレなら素直に「ハイドロサイキネ電磁波再生@奇跡」あたりにしとけば良い（麻痺ゲーとの親和性が高いカビガラと組ませているので尚更）気も正直したが、スターミーにリフを持たせないと55ガラガラ対策が甘くなりすぎるため、また毒リフでないと50カビを見ただけでスターミーを出しにくくなる（毒リフ麻痺直しであれば50圧しサブ技鈍い自爆@残飯カビに対しても対面で引かずに済む）ため、毒リフ麻痺直し型とした。
・フシギバナ
岩地面格闘炎追加対策枠の一枚。
これを入れないと、草、特にフシギバナ対策が甘くなるため投入。鳴海型ムウマやツボツボ等による毒ゲーにも強くなる。
フシギバナの眠り粉や宿木でサポートしてからのカビゴン・ガラガラの降臨は単純に強力。
草対策なのでめざ氷バナとしている。パルシェンに弱くなるのが最大のネックだが、このパーティの場合はムウマがいるので最低限のケアはできている。
【チューニングについて】
・エアームドやフォレトスを使われることを想定するなら、カビゴンの地震は放射でも良い。火傷も込みで、放射でも地震に準じた高い決定力がある。
・カビゴンについて、残飯を他に回すなら恩返し薄荷とする手もあるし、メロ対策で♀にする手もある。この場合は、50エアームド、55ポリゴン２、ミルタンク等の突破に支障をきたすので注意。
・ガラガラについて、カビゴンが地震のままで、かつムウマや岩地面格闘炎追加対策の枠をエアームドに弱いポケモンに変更するのであれば、文字寝言型への変更が適切になる。副次的な効果だが、めざ氷バナとも戦いやすくなる。
・エアームドについて、55捨て身鈍い眠るカビや55めざ格ヘラクロス等をしっかり受ける必要がある場合は、残飯をこちらに回す必要がある。
・カビゴン受けを１枚に削減して、岩地面格闘炎追加対策枠を３枚に増やしても良い。最低限、55捨て身鈍い寝言残飯カビのような、カビゴンに強い型のカビゴンを受けで対処できるようにすれば、鈍い合戦によるミラーマッチに持ち込める。
・ムウマの枠はある程度の自由がある。一方的に滅ぼせそうなメタであれば、眠るムウマのような他の型で使用する手もある。高火力特殊技による決定力、毒ゲーへの対処、55めざ格ヘラクロス受け等が必要ならゲンガーに置き換えても良いし、エアームドが鈍いを持っているなら一部の速攻に対して刺さるツボツボに置き換えても良い。
・「岩地面格闘炎追加対策枠」はかなり自由。水全般、ナッシー、ヘラクロス、毒守る残飯エア（カビゴン受け扱いではなく岩地面格闘炎追加対策枠扱い、残飯を回せない場合は毒飛ばし眠る薄荷で妥協）、冷ビ毒リフハピ（対55サンダーで相手の50カビゴンを55カビゴンで対策できるようになるメリットがある）、等が候補に挙がる。１匹ぐらいなら変な刺しキャラを入れる余地もある。